実家暮らしだと結婚が遠くなる5つの理由

Kotopuro(コトプロ)について

こんにちは。大阪梅田で少人数制の結婚相談所 kotopuroの岩田です。

「実家暮らしだと、結婚は難しいですか?」婚活をしている人が口にするフレーズです。

実際に、kotopuroで活動中の会員の中にも、お相手のプロフィールを見て、「実家くらしですよね・・・」という人もいます。

婚活ブログやアドバイス本にも、「実家暮らしの人は、婚活を始めるには、まず一人暮らしをしましょう」と提言しているものもあります。

さて、本当に、実家暮らしだと結婚は難しいのでしょうか?

今回は、実家暮らしだと結婚が遠くなる理由を5つまとめてみました。

これから婚活を始める人も、現在活動中の人も、なぜ「実家暮らし」を取り上げられるのか、参考にしてください。

実家暮らしだと・・・

実家暮らしだと、稼ぐ力が育たない

実家で暮らしていると「楽」です。

例えば、手取り月収20万円の一人暮らしよりも、月収14万円の実家暮らしの方が、断然、優雅な生活ができます。

そんな優雅な実家暮らしをしていると、せっかく就職したのに、些細な理由で辞めてしまったり、定職につかずに、アルバイトや派遣の仕事をずるずる続けてしまう。それでも、実家暮らしだと生活に困らないから、「もっと収入を増やそう」とか「もっと安定した働き方をしよう」という意欲がなかなかもてなくなります。

フルタイムでしっかり働くと、キャリアを積んで、収入も増やせます。アルバイトや派遣が悪いわけではないですが、時間給のお仕事では、収入も増えないしキャリアも積みにくいのが現実なのです。

それでも、20代の頃はそんなに気にならなくても、20代より30代、30代より40代と、仕事は少なくなり、収入はむしろ減っていく可能性もあります。

こんな状況では、結婚なんて到底考えられません。

お金や欲望をコントロールする力がつかない

結婚したら、夫婦二人の収入で生活することになります。独身時代のように自分のことにだけお金を使うことができなくなります。これが嫌で結婚をしないという選択をしている人もいるでしょう。

もちろん、欲しいものをガマンするのは、辛い!しかし、欲しいものを欲しいだけ手に入れられる人は、そんなに多くはいないでしょう。

予算や計画をたてて、支出の優先順位をつけて、生活していく必要があります。

ところが、親元にいたら、光熱費がいくらか?食費や日用品ってどのくらいかかるのかわからない。ほしいものはたいてい買えるから、欲望をコントロールする必要がありません。

つまりは、早く親元を離れて、お金と欲望をコントロールする術を身につけましょう。

家事力が身につかない

以前、会社の後輩で、毎朝、母親が作ったお弁当を持ってきている女性がいました。

もちろん、その家庭のことなので、何も言いませんでしたが、正直、どちらも可哀想と思ってしまいました。

結婚したら、外で働くだけでなく、家の中の仕事もすることになります。

食事作り、買い物、掃除、洗濯、お金の管理、銀行や税金などのさまざまな手続きも。

今はほとんどの方が共働きをされるので、家事分担も普通ですが、何をどちらがするのか、それぞれの夫婦のよって異なります。家のことをうまく分担するには、男女とも全部ひと通り経験しておくほうが良いです。

親元にいると、男女ともに家事力は身につきません。

相手がやってくれることの大変さを理解できず、分担もできないのです。

「結婚=貧乏」というなることも

手取り月収20万円で親元に住み、3万円を生活費として家に入れ、5万円を貯金する。となんと12万円も自由になるお金つまりお小遣いがあります。

そんな二人が結婚したら、どうでしょう。

共働きだと、夫婦のお小遣いは手取り月収の20%程度。夫も妻も月4万円がおこづかいですが、12万円あったのが4万円になると、かなりキツイ!

片働きだと、お小遣いは月収の10%程度が目安になります。ハウスワーク専念するほうは5%。
月収20万だと、片方が2万円、もう片方は1万円。月に12万円あった人たちは我慢できるでしょうか。

つまり、実家暮らしの人には、「普通の収入の人と結婚したら、貧乏になる」という図式になってしまいます。

しかし、1人暮らしをしていた二人が結婚すると、結婚で豊かになれるのです。
家賃や光熱費、食費の負担は減って、自由に使えるお金が増える。
しかも、家事も分担したら、自由な時間も増えるのです。

独身の時よりも、暮らしが苦しくなる結婚を選ぶことは難しく、どんどん結婚が遠のいていきます。

精神的に大人になれない

実家暮らしだと、お金の面以外でも親に頼ることになります。
親にとっては、25歳になっても、30歳になっても、40歳になっても、「子ども」なのです。
だから、つい子ども扱いしてしまいます。

子ども扱いされている方も、25歳になっても、30歳になっても、40歳になっても、子どものままで成熟できません。

成熟できないまま、結婚するとどうなるのか?

夫婦よりも親子関係が強いまま、夫婦関係に影を落とすリスクがあります。

結婚は成熟した大人同士が結ぶ関係だから、未熟すぎる人間同士だとうまくいきません。
結婚しても、親を頼ってしまいます。

親と健全な距離を取るには、物質的に離れるのが手っ取り早く効果的なのです。
子離れできない親、親離れできない子。
お互いの将来のためには、さっさと1人立ちすべきなのです。

その方が、結局は親のためにもなります。
いつまでも、子離れできない親がいると、結局は結婚も遠のいてしまうからです。

いかがでしたか?
親と住んでいる限り、結婚も仕事もプライベートも、親の影響を受けてしまいます。
本当に、自分の将来をしっかり考えたら、早々に自立して、成熟した大人になることです。

kotopuro ホームページ https://kotopuro.com