1. 「優しいのにピンとこない」現象、婚活ではよくある
「とても優しいし、誠実でいい人。でも、なぜかピンとこないんです…」
これは20代女性の婚活相談で最も多い言葉のひとつです。
婚活では「優しい=好条件」と思われがちですが、実際には“優しさ”だけでは心が動かないことがあります。
それはあなたが冷たいわけではなく、“恋愛初期の心理メカニズム”が関係しています。
2. 優しさは「安心」をくれる。でも「刺激」にはならない
心理学的に、人が恋愛で惹かれる要素は主に2つあります。
それは「安心」と「刺激」。
- 安心:信頼できる、穏やか、否定しない
- 刺激:尊敬できる、未知な部分がある、感情を揺さぶる
優しい男性は「安心」を与える力が高い一方で、刺激を感じにくいことがあります。
そのため、恋愛経験が少ない女性ほど「なんだか物足りない」と感じてしまうのです。

とっても優しいのに、ときめかないんです…私、贅沢なんでしょうか?

いいえ、ときめきは悪いものじゃないけれど、“信頼できる安心感”が長く続く幸せを作るんですよ。結婚では“安心の土台+尊敬の刺激”が大事です。
3. 「優しいだけ」=主体性が感じられないことも
婚活現場で“優しいだけの人”にピンとこない理由の一つは、
「受け身すぎて頼りがいを感じない」こと。
- 「どっちでもいいよ」
- 「君の好きなほうで」
- 「なんでも合わせるよ」
一見、思いやりにあふれた言葉ですが、これが続くと“自分ばかり考えている感じがしない”と感じてしまうのです。
優しさの中に、自分の意見や判断軸を持っているかが大切です。
4. 「優しい+自立している」人に惹かれる理由
婚活で“本当にモテる男性”は、優しさに加えて「自立」があります。
それは、相手を尊重しつつも自分の考えを持って行動できる人。
たとえば——
- 「次のデートは僕が予約しておくね」
- 「〇〇さんが頑張ってるところ、尊敬してる」
このように“相手を思いやりながらリードできる姿勢”が、女性に安心とときめきを両立させます。
5. 婚活での「優しさ」の見極めポイント
婚活で“本当の優しさ”を見極めるには、以下の3点を意識してみてください。
- 自分の意見を持っているか?
→あなたの意見を尊重しつつ、自分の考えも伝えてくれるか。 - 相手の立場に立てる人か?
→都合ではなく、気持ちを理解しようとしてくれるか。 - 行動で優しさを示す人か?
→言葉だけでなく、約束や小さな気遣いを守れる人か。
これができる人は、結婚後もパートナーとして頼りになります。

「“優しさ”は受け身でもつくれるけど、“思いやり”は行動が伴います。
婚活では“自分と一緒に人生を歩もうとする意志のある優しさ”を見つけましょう。」
6. 「ピンとこない」を理由に切らないで
最後にお伝えしたいのは、「ピンとこない=相性が悪い」ではないということ。
結婚相談所では、3回目・4回目のデートで“安心の中にときめきが芽生えた”というケースも多くあります。
最初から燃えるような恋ではなくても、
「一緒にいると落ち着く」「気づいたら笑ってる」
そんな関係が、結婚後の幸せを長く支えてくれるのです。
🌸まとめ
- 優しいだけでは「刺激」が足りずにピンとこない
- 「優しさ+自立心」がときめきを生む
- 行動で示せる優しさが“結婚向き”
- 「ピンとこない」段階でも数回会ってみることで変化がある
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