はじめに:決断力が婚活の成否を左右する
婚活では「決断する力」が重要です。お見合いを受けるかどうか、交際を続けるかどうか、真剣交際に進むかどうか──。判断が遅いと、その間に相手は別の方と真剣交際へ進んでしまうこともあります。

迷うのは悪いことではありません。でも、婚活では“スピード感”も大事なんです。
今回は心理学研究をもとに優柔不断のタイプや長所・短所を整理し、婚活現場でよくある実例とともに、改善法を解説します。
優柔不断の4つのタイプ
優柔不断は次の4タイプに分類できます。
熟慮タイプ
とことん考えてから決めるタイプ。婚活ではプロフィールを何度も見直し、条件を細かく比較。判断は正確ですが、時間がかかる傾向があります。
実際に、プロフィール文を仕上げるのに3週間かけた男性会員さんがいました。完成度は素晴らしかったのですが、その間に申込機会を逃してしまい、後から「もっと早く出せば良かった」と反省されていました。

「もっと早く出せば良かった」
先延ばしタイプ
重要な判断を後回しにするタイプ。「もう少し考えてから」と先延ばししている間に、相手の気持ちが離れてしまうことも。

ある女性会員さんは、交際OKの返事を1週間迷っていました。悩んでいる間に、お相手は別の女性と真剣交際に…。「もっと早く返事すればよかった」と涙ぐまれていました。

「もっと早く返事すればよかった」
不安タイプ
リスクを過大に見積もり、決断ができないタイプ。「断られたらどうしよう」「失敗したら…」と考えすぎて、行動が止まります。

「一歩踏み出すのが怖い…」と感じる会員さんは多いですが、実際にお見合いしてみると「思ったより楽しかった!」と笑顔で帰ってこられることも多いです。
他者参照タイプ
周囲の意見や世間体を基準に決断するタイプ。親や友人の意見を聞きすぎて、自分の本音が見えなくなりがちです。
「親に勧められたから申し込みました」「友達に止められたから交際やめました」と話す方もいますが、それでは本当に自分が望む結婚にならないこともあります。
優柔不断の長所と短所
長所
- 正確な判断ができる:情報を多く集め、熟慮の末に決めるため失敗が少ない
- 曖昧さに耐えられる:白黒つけずに状況を受け入れられる柔軟さ
- 相手に決断を委ねられる:結果的に相手の主体性を育てる効果も
短所
- 生活の質が下がる:決められないことで行動が遅れ、経験を積めない
- 幸福度が低下する:常に悩み続けることで心が疲弊
- 後悔しやすい:行動しなかったことに後から後悔する傾向
- 買い物やデートも楽しめない:選択疲れでストレスが増える
婚活での機会損失シナリオ
- お見合い日程を決められず、他の人に先を越される
- 交際相手への返事が遅れ、相手の気持ちが冷める
- 真剣交際を決断できず、他のライバルに選ばれてしまう
「チャンスを逃した」と気づいた時のショックは大きいですが、そこから決断力がついた方は、次のご縁をしっかり掴んで成婚されています。
優柔不断を克服する6つの方法
① 決断納期法
制限時間を設定して決断する練習をしましょう。お見合い日程は24時間以内に返事をする、とルール化。

このルールを取り入れた会員さんは、交際成立率が大幅アップ!「悩む時間が短くなったおかげで気持ちが楽になった」と喜ばれていました。
② ベストよりベター法
「100点満点の決断」は存在しません。「今の自分にとってより良い選択」を選ぶ習慣をつけましょう。
「条件が70点でも会ってみたらとても波長が合って、そのまま成婚しました!」という方も多いです。
③ 成功イメージを増やす
「失敗したらどうしよう」ではなく「うまくいったらどんな未来が待っているか」を想像して行動する。
④ 自分基準で決める
親や友人の意見を参考にしつつも、「私自身はどうしたい?」を基準に決断する。
⑤ マインドフルネスを実践
不安や恐怖心を客観的に観察する練習。深呼吸や簡単な瞑想で、心をニュートラルに整えましょう。
⑥ メンタルヘルスの改善
睡眠・食事・運動を整え、心身を安定させることも重要です。カウンセリングや相談も選択肢に入れましょう。
まとめ:行動することで未来は開ける
婚活では「考える時間」よりも「行動する時間」が成功を左右します。優柔不断の傾向は改善できます。まずは小さな決断から練習して、行動する勇気を身につけましょう。

迷う時間を短くすることが、結婚への最短ルートです!
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