仮交際｜残念な初デートにならないために気をつけること

お見合いでお話しが弾んだのに、初回デートでがっかりした。という経験がある方は少なくないと思います。会員様の中には、やっとつながったご縁だったのにがっかり。という方もあるでしょう。

そこで今回は、仮交際のデートが残念な結果にならないために、気をつけるべきこと。についてです。

仮交際の基本的なルールや考え方を知らないと、何度お見合いをして、仮交際に進んでも、残念な結果となり、成婚退会どころか、真剣交際に進むこともできません。
ぜひ、今回の記事を参考にして、次のお見合いから仮交際に進んだ際には、さらに交際が進展できるようにしましょう。

仮交際の基本について

「仮交際」（プレ交際）ってどんな関係なのか

仮交際の間柄とは

「仮交際」（プレ交際）とは、お相手とこれから仲良くなれるかどうかを見極める、お試し交際期間です。お見合い後にお相手と「また会いたい」と双方がそれぞれの仲人にお返事をすることで、交際がスタートします。

「仮交際」という紛らわしい名称を使用しているため、「交際」「おつきあい」と思ってしまう方も多くいらっしゃるのですが、一般的なおつきあい（恋人関係）ではなく、恋人になれるかどうかをお互いに思っている段階です。

したがって、恋人同士のように、「あなたが好き」という感情にもまだなっていません。もちろんこの段階でのスキンシップは禁止です。また、他の人とお見合いをしても、仮交際をしても良いという結婚相談所という特別な環境の中でのお友だち段階です。

ご入会から成婚までの流れ

IBJ加盟の結婚相談所では、成婚までは次のようなステップで進みます。

仮交際の初デートで気をつけること

お見合い後、仮交際が成立したら、ファーストコールをして初デートのお約束します。

初デートとはいえ、前項でも説明をしましたが、まだ恋人同士ではありません。つまり、恋人のようなデートプランを立てては、女性はドン引きしてしまい、デートが終わると同時に、相談所を通じて「交際終了」の連絡がくることになります。

では、お見合い後の初デートは、どうすることが正解なのでしょうか。

初デートはお見合い後できるだけ早い時期にしましょう

kotopuroでは、お見合い後、交際が成立すると、男性から女性にお電話（ファーストコール）をかけていただき、そのお電話で次にお会いする日のお約束をしていただきます。

この際に、できるだけ早くというのは、1週間から10日間程度を指しています。大抵の方は週末にお見合いをされていますので、翌週の週末で調整するのが一番スムーズです。しかし、それぞれが結婚相談所で活動をしていると、翌週末でのお約束が難しい場合もありますので、その時は、せめて2週間以内には設定できるように心がけてください。

kotopuroで成婚退会された会員様も、お見合い後の初デートはほとんど1週間以内でした。逆に、2週間以上空いて初デートされた場合はほぼその1回で交際終了になっています。

初デートは「お見合い2回目」

初デートは、お見合いで好印象だったお二人が、これから交際をして仲良くなれるかどうかを、見極める「お見合い2回目」だと思ってください。

デートプランをあれこれ考える男性がいますが、kotopuroでは2～3時間のデートをおすすめしています。まだお見合いで1時間しかお話しをしていない異性と、長時間過ごすことは、特に女性が疲れてしまいます。

デートプランは、お茶もしくはランチがおすすめです。
このデートの目的は、これから仲良くなれるかを判断するためです。そのためには、お相手をより知り、自分をより知ってもらう必要があります。

そして、もっと大切なことは、「また会いたいなぁ」「もっと話したかったなぁ」と思ってもらうことです。

いくら楽しいからといって、長時間拘束することは避けましょう。

失敗する可能性が高い初デート

交際終了になった初デートは

kotopuroの女性会員様が初デートで「交際終了」を申し出たケースをいくつかご紹介します。

①行列に並ぶデート

真夏に食べる「かき氷」は格別に美味しいものです。ここ数年でかき氷もスイーツの仲間入りをしましたね。
A子さんのお見合い相手はスイーツ好きでした。A子さんも甘いものが嫌いではなかったので、あれこれ美味しいスイーツの話題でお見合いは会話が弾み、交際成立となりました。

そして、初デートで、お相手の男性から「とっても美味しいかき氷を食べに行こう」と誘われました。お店に着くと長蛇の列でした。
真夏なのにみなさんお友だちと一緒におしゃべりしながら、楽しそうに列に並んでいます。が、A子さんは別にそのかき氷が食べたかったわけでもなく、また、お見合いで会話が弾んだとはいえ、まだまだお相手のことをそんなに知っているわけでもありません。そんなお相手と順番を待つこと約1時間。
行列の並びながらお話しできるような話題もなく、ただただ、並ぶことに疲れてしまいました。

デートから帰ってきて、即、「交際終了」の連絡が入りました。

②映画デート

B子さんはお相手から、初デートに「映画」に誘われました。
待ち合わせをして、映画館に入り、2時間並んで座って、映画を観てきました。
お相手の男性は、ポップコーンをドリンクを買ってきてくれましたが・・・
本当のところ、誘われたのがあまり興味もない、SF映画。

B子さんは、だんだんと、「私はなぜここで映画を見ているのか？」という気持ちになりましたが、途中で映画館を出ることもできず、最後まで映画を見ましたが、映画館の前で別れて帰ってきました。

そして、すぐに私のところに「交際終了」のご連絡がありました。

➂半日以上の長時間デート

お見合いから交際に進み、お相手を楽しませようと、あれこれデートプランを考える男性は多いのですが、初デートは2時間程度、お茶を飲みながらお話しをするデートがおすすめです。

C子さんの初デートは、お相手男性が盛りだくさんのプランを考えてきてくださりました。
おしゃれなカフェでランチを食べて、近くの公園を散策して、休憩にお茶をして、歩きながら可愛い雑貨店を見たり・・・
一つ一つのプランは楽しく、考えてきてくださったのは嬉しいけれど、初デートでいきなりランチから夕方までご一緒するのは、流石に疲れました。と報告がありました。

人間の脳は、身体的に疲れた場合で、「この人と一緒にいると疲れる」と勘違いすることもあるようです。C子さんも初デートを終えて、長く一緒にいると疲れるので、次のデートは考えられません。と交際終了を申し出てきました。

まとめ

お見合いで交際を成立し、嬉しい初デートが残念な結果にならないためにも、仮交際の間柄を理解し、初デートはまだ「お見合い2回目」くらいの気持ちで、お会いになられることをおすすめします。

どうしてもデート場所が決まらないなら、担当カウンセラーに相談してみましょう。