はじめに:初デートの重要性を見直そう
結婚相談所における「仮交際」の初デートは、ただの食事ではありません。それは、相手の価値観や人となりを見極め、真剣交際へ進展するための大切な第一歩です。本記事では、婚活の現場で多くのカップルをサポートしてきたコンサルタントの視点から、初デートを成功させるためのポイントを、具体的な会話例とともに解説します。
仮交際とは?お見合い後のステップを理解する
仮交際とは、お見合い後に「もう一度会ってみたい」と思ったお相手と、複数人同時に交際可能な期間のことです。この段階ではまだ恋人同士ではありませんが、お互いを深く知るための重要なプロセスです。
初デート前の準備:好印象を与えるための心構え
ファーストコールで信頼関係の第一歩を
お見合い後、最初の連絡(ファーストコール)は電話がおすすめです。「こんにちは、●●と申します。先日はありがとうございました」と丁寧な挨拶から始め、日程調整をスムーズに行いましょう。
デートまでの連絡頻度は1日1往復を目安に
さらに、LINEやメールでの連絡頻度は1日1往復が理想的です。
また、デートはできるだけ早く、理想的には1週間以内に設定しましょう。
過剰な連絡は重く感じられ、少なすぎると興味がないと思われてしまうため、バランスが大切です。
日程はお見合いから1週間以内が理想
タイミングを逃さずに、テンポよく進めることが仮交際成功の鍵。初デートはできるだけ早めに設定し、気持ちが冷める前に次のステップへ。
初デートでの会話内容:相手の“人柄”を引き出すコツと具体例

“共通点”を探す会話を意識すると、親近感がグッと増しますよ♪

趣味って聞かれても…アウトドアぐらいしか…

私も山歩きが好きなんです!今度おすすめのコース教えてください♪

お見合いの話題を深掘りして好印象に
- 「お見合いで●●の話をされていましたが、その後どうなりましたか?」
- 「最近引っ越しされたと伺いましたが、新しい街には慣れましたか?」
覚えていたことを伝えることで、好感度が大きくアップします。
趣味の話題で共通点を見つける
- 映画好き:「最近観た映画でおすすめはありますか?Netflix派ですか?映画館派?」
- 登山好き:「この前登った山で、印象に残った景色はどこでしたか?」
- カフェ巡り好き:「お気に入りのカフェってどのエリアにありますか?一緒に行ってみたいです」
「自分も●●に興味があります!」と共感することで、距離が一気に縮まります。
価値観が見える質問を自然に混ぜて
- 「休みの日はアウトドア派?インドア派?」
- 「旅行するなら国内と海外どっちが好きですか?」
- 「家族との関係ってどんな感じですか?」
- 「理想の結婚生活って、どんなイメージですか?」
あくまで雑談の中で、相手の価値観に触れると自然に心が開きます。
話すより“聞く”姿勢が大切
理想は「6:4」で聞き役に回ること。質問に対する返答からさらに掘り下げることで、会話が自然に続きます。
避けたほうがよい話題
- 元恋人の話
- 年収や資産の話
- 「いつまでに結婚したい」といった焦りを感じさせる話
初デートでは、まず「人間的に心地よい相手か」を見極めることに徹しましょう。
初デートの場所と所要時間
カフェやホテルラウンジなど、静かで会話しやすい場所を選びましょう。所要時間は1.5〜2時間程度が理想です。あまり長くなりすぎると疲れてしまいますし、短すぎても「印象に残らないデート」になる可能性があります。
初デート後のフォローが“次のデート”を決める

デート後のお礼LINEは“相手の話題に触れる”のがポイントです!

今日はありがとうございました😊 映画のお話、とっても楽しかったです。おすすめの作品、観てみますね!

当日または翌日には「今日はありがとうございました。とても楽しい時間でした」と感謝を伝えるメッセージを送りましょう。できれば相手が話していた内容に触れると、さらに好印象です。
例:「映画のお話、すごく楽しかったです。おすすめしてくれた作品、早速観てみますね!」
実際の成功事例
30代女性会員のケース

お見合いから5日後にカフェで初デート。相手の趣味だった料理について「今度一緒にパン作りできたら楽しそうですね」と話したところ、共感を得て、2回目以降のデートもスムーズに。その後、真剣交際〜成婚へ。
40代男性会員のケース

相手の関心が強かった美術館に合わせたデートを提案。共通の価値観が見つかり、信頼感が急速に深まり3ヶ月で成婚。デート後のフォローLINEも、「感謝+共通の話題」に触れた内容で好印象を残しました。
まとめ:仮交際の第一歩は、誠実な準備と会話から
仮交際の初デートは、結婚に向けたスタートライン。事前準備、聞き上手な姿勢、価値観のすり合わせなど、少しの工夫で未来は大きく変わります。「この人となら、一緒に過ごせるかも」と思ってもらえるような、思いやりある時間を過ごしましょう。
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