はじめに:ファーストコールとは「最初の勝負」
お見合いが終わり、交際成立後に行う最初の連絡「ファーストコール」。
この短い電話が、婚活の流れを決定づけると言っても過言ではありません。

交際成立はゴールじゃありません。ここからが本当のスタート。第一印象の再構築が始まります!
電話の雰囲気が良ければ次のデートが楽しみになりますし、逆に気まずい雰囲気になってしまうと、「なんだか違うかも…」と気持ちが離れてしまいます。この電話で差がつく理由と、好印象を残すためのテクニックを大阪梅田結婚相談所kotopuro代表 婚活コンサルタントの岩田寿子が徹底解説します。
ファーストコール前の準備チェックリスト

事前準備ができているかどうかで、電話の質は大きく変わります。
🔲 ファーストコール準備リスト
- ✅ 10分〜15分程度、落ち着いて話せる時間帯を確保
- ✅ お見合いで話した内容を簡単にメモで振り返る
- ✅ 「お礼」「連絡手段の確認」「日程調整」の流れを確認
- ✅ 具体的に話す内容のキーワードを3つ準備
- ✅ お相手の相談所やプロフィールで趣味・仕事の情報を再確認

準備なしで臨むと、“えっと、何話そう…”と沈黙が続いてしまいますよ!
成功するファーストコールの流れ
①最初の一声で差がつく
まずは明るい声で、お礼と挨拶から入りましょう。
GOOD例:
「こんばんは。今日のお見合い、とても楽しかったです。お話しできて嬉しかったです!」
BAD例:
「……あ、こんばんは……今日は……えっと……」
→ 緊張していても、最初に気持ちを伝えることで雰囲気がほぐれます。
②連絡手段の確認は丁寧に
今後のやりとりに使う連絡手段をすり合わせましょう。
例:
「これからのご連絡はLINEでも大丈夫でしょうか?交換させていただけると嬉しいです。」

LINEが苦手な人もいます。『無理のない範囲で』と添える配慮が大事!
③会話のコツは“お見合いの続きを話す”こと
たとえば、お見合い中に出た話題をもう一度持ち出してみると、安心感につながります。
たとえばこんなふうに伝えてみましょう。
「○○のお話、すごく印象に残ってます!実は帰ってから調べてみたんです♪」
このように、興味を持っている姿勢を見せるだけで好感度はグッと上がります。
例:
「○○のお話、すごく印象に残ってます!私も気になって調べてみました♪」
話題選びのコツ&避けたいテーマ
✅ 話題選びのコツ
- まずは、お見合いで盛り上がった共通点(趣味・映画・食べ物など)に触れてみましょう。
- 次に、お互いの出身地や地元トークなど、親近感が湧きやすい話題も効果的です。
- また、事前に相談所から共有されたプロフィール情報を再確認しておくと安心です。
❌ 避けたい話題
- ネガティブな話(仕事の愚痴、体調不良など)
- 過去の恋愛話
- お金や家族構成に関する突っ込んだ話

“将来の話”はまだ早い!まずは“感じの良い人”になりましょう♪
男女別のよくあるお悩みと解決策
男性の悩み:「うまくリードできない…」
✅ 対策:無理に話題を引っ張らず、「聞き上手」に徹する
「そうなんですね!それ、面白そうですね!」など、リアクションでつなぐ。
女性の悩み:「沈黙が怖い…」「緊張しすぎる」
✅ 対策:事前に質問を3つ用意しておく
「最近ハマってるものってありますか?」「映画とか観られますか?」など。
ファーストコールのGood&Bad事例
【GOOD事例】
👨「今日は本当にありがとうございました。すごく楽しかったです」
👩「こちらこそです!○○の話、興味深くて帰ってから調べたんですよ~」
→ ポジティブな雰囲気で、次に繋がる自然な会話ができている
【BAD事例】
👨「じゃあ日曜の夜でいい?」
👩「…はい」
👨「(え、返事だけ?やる気ない?)」
→ 話し方やテンションの差が温度差に感じられてしまう
ファーストコール後にするべきこと

✅ 感謝のLINEやメッセージを送る
短くてOK。「お話できて嬉しかったです。またお会いできるのを楽しみにしています♪」で十分です。
✅ 次のデートの具体的な提案
曖昧にせず、できれば候補日を2〜3提示するとスムーズ。

“返しやすい提案”を心がけると、やり取りも自然に続きますよ
まとめ:ファーストコールで信頼が始まる
婚活の最初の関門「ファーストコール」。
このたった10分の電話で「感じの良い人」という印象を与えられたら、次のデートも、将来の交際も、ぐっと進展しやすくなります。
- 準備と心構えが9割
- 話題選びはポジティブに
- 無理に盛り上げる必要はなく、誠実さが伝わればOK

緊張するのは当たり前。でも、その中で“相手を大切にしたい気持ち”を表現できた人が、最終的に選ばれていますよ♪
実録!ファーストコールのダメ出しを次に活かしたエピソード
🧑Case1:せっかくの交際成立も、ファーストコールの沈黙で台無しに
30代前半の男性会員さん。
お見合いで交際成立後、ファーストコールで沈黙が続いてしまい、初回デートはできたもののデート終了と同時に先方相談所から「交際終了」のご連絡が入りました。詳しくお聞きすると、ファーストコールの印象が良くなかった。ということで、とりあえず初回デートだけはするようにと、女性へアドバイスをされたということがわかりました。
その後、彼と面談をして、今後はファーストコールは
- 話す内容を事前にメモしておく
- オウム返しで相手の話を受け止める
- 緊張していることを素直に伝える
などを実践。
次のお見合いが交際に進み、ファーストコールもクリアし、無事に初デートも成功。
現在は真剣交際に進んでいます!

“会話が苦手でも改善できる”という成功体験が、次の自信につながるんです
会話が続かない人のための“ネタテンプレート10選”
「何を話せばいいか分からない…」という方のために、簡単に使える話題を用意しました。
💡ファーストコール向け会話ネタ
- お見合いで話した内容の続き
- お互いの趣味について(映画、カフェ巡りなど)
- 最近の休日の過ごし方
- 季節に関連した話(「○○ってもう行かれましたか?」)
- 好きな食べ物・行ってみたいお店
- 出身地トーク(ご当地ネタ)
- 仕事の話(軽めに、ポジティブに)
- ペットや動物の話題
- 最近観たドラマや映画の話
- 「緊張してるんですけど…」という素直な感情表現

“気になる→聞いてみる→リアクションする”の3ステップで、自然な会話が生まれます
結婚相談所の視点で見る「ファーストコールの重要性」
結婚相談所では、ファーストコールで交際継続の“温度感”が決まるとされます。
📊kotopuroでの統計(直近6か月)
- ファーストコール後、3日以内に初デートを決めたカップル → 成婚率 約100%
- ファーストコールが曖昧だった、沈黙が続いた → 1回目のデートで交際終了:80%
この数字からも、最初の電話の印象がいかに大きいかがわかります。

“まだそこまで親しくない”からこそ、誠実な姿勢やテンポが評価されるんです!
ファーストコール後の“心をつかむLINE”テンプレート
💌送るべきタイミング:電話後1時間以内がベスト!
✅テンプレート例①:お礼+ポジティブ
「今日はお電話ありがとうございました。お話できてすごく嬉しかったです☺またお会いできるのを楽しみにしています!」
✅テンプレート例②:フォロー+提案
「緊張してしまいましたが、お話できて嬉しかったです!今週末、ご都合いかがでしょうか?」

“話せてよかった”と伝えるだけで、相手の不安が和らぎます!
コンサルタントから最後のメッセージ
婚活がうまくいく人は、たった1本の電話でも手を抜きません。
相手を気づかう姿勢、声のトーン、タイミング、LINEの一言。
その積み重ねが“選ばれる人”になる秘訣です。

あなたの誠実さと優しさは、必ず伝わります。勇気を出して、最初の一歩を大切に踏み出してみてくださいね!
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